内観
もう、気付いているのかもしれない
それらは、本当に現実なのだろうか？
もしかしたら
もう気付いているかもしれない
蓋をしてしまったことに
忘れてしまっていることに
置いてきてしまったことに
捨ててしまったことに
あきらめてしまったことに
本当は、自我の奥底で眠っているだけで
もう一度、目を醒ますのを待っていることに
表面にあふれているものを取り払って
深く、深く、降りる
深く降り、そして、外から観る
自分を感じてみる
そこには何があるのか
感情・想い・感覚
希望・意思・常識・ルール
時間の流れ・過去・未来・今
たくさんのものに埋め尽くされている現実
この世界に生れ落ちた時には
何も知らなかった
言葉により、習慣により、文化により
知識や常識が入り込んで
自己の中に充満される
自己を満たしているものを自分と認識し
自分のフィルターを通して観たものを
現実と認識する
それらは、本当に自分なのだろうか？
すべての生命が輝き
すべての生命が躍動する
惜しみなく
自分を世界に表現すると
惜しみなく
世界はうねり
動き出す
表現は世界との繋がり
それが生きるということ
なのかもしれない
創りだすプロセスは
最大のパワー
表現するパワーは
あふれだす本質
匂いたつような生命の輝き
狂おしいほどの生命の躍動
生命はすべての源
本質は目覚めを待っていて、それを引き出すのは自分自身
あきらめてしまったものを手に入れてもいい
忘れているなら思い出してもいい
置き去りにしたのなら取り戻してもいい
捨ててしまったのなら
新しく作り出してもいい
ただ存在することに価値がある
そのことを忘れて
そのことを置き去りにして
そのことを捨てて
本質を生きることを現実を生きるために
あきらめたのかもしれない
そして、本質に還り、生命を表現し続ける
表現
本質は生きる質
生命が生きる質
生命は与えられたものではなく
自ら創り出すときに
表現される
それは真実
解き放たれるときの あふれ出す感性と蘇る感覚
なぜか、懐かしく、愛おしい
冒険が始まる
自分と現実を飛び越えて
人生を創り始めるとき
空を飛ぶことが可能なら
どこへ行く？
どんな夢でも叶うとしたら
何をする？
〜message for essence〜
